田代 善久

常に勉強をしていく必要はありますが、いろいろなことを経験できます。やりたいという気持ちがあれば、私たちも頑張って支えます。

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——自己紹介をお願いします。

技術課第2ITソリューション係に所属しています。新卒で入社して、2023年の4月で12年目になります。

入社した経緯は、ネットワーク系の仕事をやりたいなと思っていて、ネットワークの構築ができるような企業をいくつか探している中で、キッズウェイを見つけました。

当時はクラウドサービスがいまほど主流ではありませんでしたが、キッズウェイではキッズクラウドというクラウドサービスを自社展開していました。
クラウドサービスの仕事をやってみたいなと思い、応募したのがキッズウェイに入社したきっかけです。

キッズウェイに入社しようと思った決め手は、社員の裁量が大きいところです。
本来だったら課長や部長クラスでないと判断できないことでも、担当者レベルの判断でできることもあります。自分の仕事を自由に進めやすいんですね。その辺りがすごく働きやすそうだと思いました。

入社後は、データセンター業務の運用員として、お客様からサーバーを預かり、サーバーの動きを監視する業務に就きました。具体的には、LEDランプ確認やトラフィックの確認・バーストが出ていないことの確認などをしていました。
入社前は、黒い画面と白い文字とずっと向き合うものだとイメージしていたので、最初は想像と違うなと思いましたが、新たな知識や技術を身につけることができ、勉強になりました。

——仕事内容について教えてください。

技術課第2ITソリューション係は、基本的に既存サービスの拡張と運用維持がメイン業務です。

キッズウェイでは、集合住宅向けインターネットサービスの「あぱねっと」や、建設現場向け監視カメラの「MAMORY」、作業現場のコミュニケーションを効率化する「CONNET」などを提供しています。私はその中で、CONNETを担当しています。
CONNETに新しい機能を追加したり、問題が起こったら対処したり、などがメインの業務です。

1日の仕事の流れですが、朝は1時間くらいメールチェックや予定の確認をします。週の初めだったら、「この仕事は終わらせていこう」という形でスケジュールを組みます。

あとは、開発会社さんとの打ち合わせもあります。キッズウェイは基本的に自社で開発をしているのではなく、開発会社さんにお願いする形で進めています。
お客様から「こういう機能を追加できないの?」など、ざっくりした意見をいただきますが、そのまま開発会社さんに渡してしまうと、スムーズに開発が進みません。

開発会社さんから「こういう時どうするの?」など質問が来てしまうので、まずはエクセルやWebページなどを作って、要件定義をしていきます。
ある程度の仕様が固まったら開発会社さんにお話を振って、開発の期間や資金の打ち合わせをしていくのが主な流れです。

あとはお客様と直接やり取りもします。基本的にはWeb会議ですが、必要があればお客様を訪問して、製品のプレゼンをすることもあります。

キッズウェイは建設会社向けに仕事をさせていただいているので、お客様はゼネコンさんが主な取引先です。

——仕事に対するこだわりや面白さを教えてください。

お客様に手間をかけさせない、というのを基本スタンスにしています。
できるだけお客様が頭を使わなくてもいいようにイメージを作るというか、お客様がイメージしているものをズバリ出せるように資料を作るようにしています。

でも、まだまだだと感じる時もあります。私なりにお客様の業務をイメージしたり、どのような背景でこの機能を使いたいのかを想像したりしていますが、それでもお客様の考えと違う時があります。
前提条件などの情報が足りなくて認識の違いが発生しているのだと思いますが、その辺りのヒアリングはさらに磨いていきたいですね。お客様に手間をかけさせないように、心がけていきたいです。

一方で、お客様からの要望をすべて実現できるわけではありません。
技術的に不可能なことをお客様から言われるわけではありませんが、納期の面では難しいケースがあります。
そのような時の交渉力も求められますね。

例えば開発期間が3ヶ月は必要な案件に、「1ヶ月でお願いします」と言われたとします。その場合は、「1ヶ月だと、ここまでなら辿り付けますがどうですか?」といった交渉をしています。
一方的に無理ですというのではなく、お客様に納得していただけるような代替案を提案できるように考えています。

仕事でのやりがいは、自分の携わった商品が世の中に出ていくときに感じます。
ただ、商品は世の中に出ていってからが本番です。販売を開始したらお客様から、改善の提案をたくさんいただきます。
要望があるのはいいことですが、優先順位の見極めや、スケジュール管理をもっと洗練化させていかなければならないと、気が引き締まりますね。

——今までの仕事の中で印象的だったエピソードはありますか?

仕事とはあまり関係はありませんが、入社2年目で東京に転勤になったのは自分の中で大きな経験でした。東京はいろいろなもので溢れているので、技術系の人間からするとすごく新鮮で印象に残っています。

例えば、秋葉原にすぐ行ける距離に住んでいましたが、秋葉原はメーカーさんが普通に販売している価格だと手が届かない商品でも、ジャンク品として1,000円や2,000円で売っていたりするんです。
そのような機材を買ってきて、自宅でカチャカチャいじって、ネットワークを作っていました。普段から、ネットワークってどうやって動くんだろう、とか考えたり、どんなふうにデータが流れるのかな、とか眺めたりするのが好きです。

そうやって遊んでいると、なんだかんだ仕事にも活きてくる部分がたくさんありました。

——キッズウェイはどのような会社ですか?

挑戦が好きな人には過ごしやすい会社だと思います。逆に同じ作業をずっと繰り返したい、というタイプの人には大変かもしれません。
仕事がどんどん降ってくるので、すべてを捌くには自分の能力を上げる必要があります。そういった意味でも、“挑戦をする”という表現が適しています。

常に勉強は必要になるので、学習意欲が高い人が向いています。私は、もともとプログラミング系とかWeb系の人間ではありません。しかし、開発会社さんと打ち合わせをする際には、その辺りの知識がないと会話ができないんですよ。
だから、自分で勉強してなんとか会話ができるようになってきました。それでも、開発会社さんのフォローがないと、理解が追いつかない場面もまだまだありますね。

私が所属している第2ITソリューション係の体制は、リーダーとして係長がいて、その下に私を含めて4名のメンバーがいます。メンバーはそれぞれ個別の案件を担当していますが、定期的に係長に進捗状況を報告して、不明点が発生したら指示を仰ぎます。

——今後の目標を教えてください。

自分で考えたサービスを立ち上げるのが目標です。
これまでに担当してきた業務は、先輩方が育ててきた商材を引き継いで作業してきました。そうではなく、一から自分で提案して、商材を作り上げたいです。

アイディアを実現するには、プレゼン力が大切です。営業さんも巻き込んで、お客様にヒアリングしてもらい、受けが良ければ話が進んでいきますので、そういった力も身につけていきたいです。

——最後に応募者へメッセージをお願いします。

キッズウェイは、自由に仕事をさせてくれる働きやすい会社です。
常に勉強をしていく必要はありますが、いろいろなことを経験できます。

やりたいという気持ちがあれば、私たちも頑張って支えます。チャレンジしたい方はぜひ応募してください。

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