——自己紹介をお願いします。
技術課 第1ITソリューション係に所属しています。勤続年数は今年度で8年目になりました。
もともとは、データセンターでネットワークやサーバーのインフラ管理の仕事に就きたく、新卒で入社しました。
今はキッズウェイではデータセンターの事業は行っていませんが、入社当時はお客様にサーバーを提供していました。
就職活動をしていたときは、データセンターの仕事をしたいというのが第一にあり、キッズウェイの他にも何社か受けて内定をもらっていました。
内定をもらった企業の中で、キッズウェイは河村電器産業株式会社が親会社ということもあり、「安定しているんじゃないかな」と思ったのが入社した理由です。
入社後は、データセンターの仕事をしていましたが、事業を終了することになり、現在の開発の仕事に異動しました。
開発の仕事をした経験はなかったので、当初は戸惑いましたが、現在は何とかやっていけていると思っています。
——仕事内容について教えてください。
技術課は、商品開発をする課です。技術課には、第1ITソリューション係と第2ITソリューション係があり、それぞれ何を開発するかの明確な線引きはありません。
ただ、第1ITソリューション係は、主に板金設計など物理的な開発をして、第2ITソリューション係は、ソフト的な開発を主に行なっている印象です。
現在は、新商品の開発に力を入れています。具体的なことはお伝えできないのですが、既存の商品以上にお客様に便利だと感じていただけるような商品開発を目指しています。
その他にも、建設現場向けのWi-Fiや既存商品の「MAMORY」という監視カメラの板金部分の設計など、いろいろな商品の開発を同時に進めています。
1日の仕事の流れは、その日ごとに異なります。ルーティンで行っているのは出社時のメールチェックくらいでしょうか。
開発は基本的に個々人で携わり、確認や相談が必要な時は上長と連携をとりながら進めていきます。キッズウェイはそれほど人数が多い会社ではないので、チーム体制で開発をするケースは少ないです。
——仕事に対するこだわりや面白さを教えてください。
製造・メンテナンス課と密にコミュニケーションを取って、良好な関係を築くように心がけています。
商品を開発すると、敷地内の別のビルにある製造・メンテナンス課で製造や量産をしていきます。そのため、開発をして終わりではなくて、製造・メンテナンス課に製造手順や使用する部材を伝える必要があります。
ただ、自分の考えだけで「こういう手順で製造するのがいい」って思って引継ぎをしてしまうと、「この手順は非効率だよ」とか「こんなのできないよ」と言われてしまうこともあります。そのため、製造する方たちと相談しながら進めることが大切になりますね。
——今までの仕事の中で印象的だったエピソードはありますか?
自分が一から開発した監視カメラが売り出されたときは嬉しかったですね。もっと仕事を頑張ろうと思いました。
監視カメラの開発が始まったのは、営業さんが話を持ってきてくれたことがきっかけです。
それまでも監視カメラの取り扱いはありましたが、競合他社の状況に合わせて、別視点で対抗できる商品をつくろうと社内で話が上がったのが開発のきっかけでした。
現在は、開発の仕事に異動して3年目になり、作業の進め方もわかってきました。しかし、当時は初めての製品開発だったので、どのように開発を進めていいのか勝手がわからず、苦労しました。
開発作業の一部を他の社員に任せることもありますが、基本的には私一人で進めていかないと前に進みません。
この監視カメラの開発を進めているときに、先ほどお話した製造・メンテナンス課とのコミュニケーションの重要さを痛感しました。
また、技術的な話になりますが、開発をするうえではITのスキルと、電流や電圧などの電気的な知識が大切だということも学びました。
私はもともとデータセンターにいたのでITのスキルはありましたが、電気についてはまったく経験がありませんでした。いまも自分で勉強したり、先輩に教わったりしながら知識を深めています。
いろいろ苦労をしながら監視カメラの開発を進めて、完成した時はかなり達成感を感じましたね。ただ、その商品にはまだまだ課題を感じているので、これからだと思っています。
——キッズウェイはどのような会社ですか?
基本的に、個々人を尊重してくれて、裁量が大きい自由な会社です。
私は一人で仕事をすることが多く、他の社員の方がどのように仕事をしているのかは正直分からない部分もありますが、皆さんの働いている姿を見ると、私と同じように働いている人が多いと感じます。
自分が所属する第1ITソリューション係は、管理職の上司と私と入社したばかりの新人の3名体制で動いています。
——今後の目標を教えてください。
私の目標は、大規模なプロジェクトを成功に導くことです。
初めて自分でゼロから開発した監視カメラは、プロジェクトとしての規模は小さかったです。
ただ、現在開発している新商品は、会社の方針で進めている大きなプロジェクトなので、まずはこのプロジェクトを問題なく終えることが目標です。
その先にもっと大きなプロジェクトが予定されているので、自分のスキルを高めて、関わるプロジェクトを成功させていきたいです。
——最後に応募者へメッセージをお願いします。
ある程度の技術知識はあった方がいいですが、それよりも商品に興味や関心があることが大切です。
キッズウェイは個人の裁量が大きくて、自由に働かせてくれる会社です。他の課とのコミュニケーションも大切ですが、自ら動いてプロジェクトを動かしていきたいと考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう。