——自己紹介をお願いします。(所属・勤務年数、入社経緯など)
キッズウェイの統括部所属で、九州と中四国エリアの営業課長をしている中山です。勤続年数は12年になります。
新卒でキッズウェイに入社し、最初は池袋事務所に所属していました。池袋で5年間勤務し、その翌年に、福岡に新たに営業所を開設することが決まりました。
出身が福岡だったこともあり、そのタイミングで「ぜひ福岡支店に行かせてほしい」と立候補しました。希望が叶って、現在は福岡を拠点に九州と中四国エリアで仕事をしています。
入社の決め手は、仕事とプライベートの時間にメリハリをつけて働くことができると思ったからです。大学では情報学部に在籍していたので、IT業界に絞って就職活動をしていました。
その中から最終的にキッズウェイを選んだのは、残業の少なさや、福利厚生が充実している部分に魅力を感じたからです。当時は、プライベートや自分自身の生活を充実させるために仕事を頑張りたいという思いが強かったので、キッズウェイを選びました。
——実際に入社して、ギャップは感じましたか?
実際に私が入社してから12年間、1時間以上残業したことは5回もありません。特に前社長の時代は“残業禁止”を強く掲げていて、18時になると社員に退勤を促していました。
その当時は、キッズウェイもベンチャー気質が強く、仕事が残っていても無理に終わらせるということもありました。現在は、社内全体で定時退社が当たり前になっているので、仕事のペースやスケジュールを調整しながら、残業しない働き方が定着しています。
私自身、九州と中四国エリアの営業の責任者をしている立場ですが、18時になると真っ先にパソコンを閉じるくらいの気持ちで、率先して「帰ろう」という雰囲気をつくっています。それが突然言い出したことだと、社員みんな戸惑ってしまうかもしれませんが、もう10年以上社風として定着しているので、みんなそれに合わせた働き方をしています。
また、会社としても仕事の効率化をサポートしてくれているので働きやすいです。例えば、今まで会社にいないと見られなかったデータベースやWebサイトが、すべて社外からでも閲覧できるようになりました。
また、在宅勤務をする機会も増えたので、パソコンを持ち出せるようにもなりました。例えば、営業で外出しているときでも、車の中で簡単に仕事のチェックができるようになったので、効率的に仕事ができています。
——仕事内容について教えてください。
私はプレイングマネージャーのような形で、営業をしながら九州と中四国エリアの営業メンバーのマネジメントも行っています。
私の現在の営業担当エリアは、山口と鹿児島と、宮崎と沖縄です。福岡に営業所があるので、福岡や熊本は1、2時間あれば車で訪問できますが、それ以外のエリアだと移動費や宿泊費がかかりますし、何度も行ったり来たりできない距離なので、基本的には近郊エリアは部下が担当して、長距離の移動が必要な遠方のエリアは私が担当しています。
仕事内容は、大きく分けて、集合住宅向けインターネットサービスの「あぱねっと」と、IoT機器レンタルの2つの商材を提案しています。
「あぱねっと」に関しては、ハウスメーカーや不動産管理会社などに導入の提案を行っています。
IoT機器のレンタル事業では、工事現場の監視カメラや、熱中症対策のセンサー、国で義務化が進んでいる「建設キャリアアップ」というシステムの導入や設置を提案しています。
IoT機器のレンタル事業については、私たちが直接エンドユーザーに提案しているわけではなく、代理店さんが間に入っています。私たちは代理店さんのフォローや新規開拓をメインに行っています。
営業のチーム体制は、自分を含めた営業担当者が3人と、営業事務の方が1人、「あぱねっと」の施工をサポートしてくれる方が1人の合計5人です。チームで目標を設定し、目標を達成するためにはどうすればいいか、どういう優先順位で仕事をすべきかなどを話し合いながら仕事を進めています。
——1日の仕事の流れを教えてください。
1日の仕事の流れは、日によって違います。例えば、先日は8時に出社してから車でお客様のところへ訪問し、打ち合わせをしていました。そこから再度車で移動してお昼休憩をとり、別の会社に訪問し、その後にもう1件商談を終えて、営業所に戻りました。営業所に戻ったあとも事務処理があれば対応して、18時頃には退社します。
営業の仕事がメインの場合は、1日2、3件ほど訪問営業をしています。遠方になると、1泊2日や2泊3日で、1日5~6件ほど回ることもあります。
課長になってからは、会議や社内での打ち合わせの頻度も増えてきたので、丸一日打ち合わせをしている日もあります。現在は、営業の外回りと、社内の打ち合わせを半々くらいの割合で行っています。
——仕事に対するこだわりや面白さを教えてください。
仕事をするうえで最も大切にしているのは、お客さんが「なぜそういう質問をしてきたのか」を考えることです。お客さんから新たな疑問がなるべく生まれないように、一度で回答できるように意識しながらコミュニケーションをとっています。それが上手くいくと、次の仕事に繋がりやすくなったり、紹介してもらいやすくなったりするので大切にしているポイントです。
特に「あぱねっと」の場合は、集合住宅のオーナーさんや大家さんと商談する機会が多く、大家さんたちのコミュニティで紹介していただくこともよくあります。
また、「あぱねっと」のような集合住宅のインターネットサービスは、多くの会社が似たような商材を提供しているので、商品だけだと差別化しにくい部分がどうしてもあります。
そのため、「何を」売るかよりも「誰が」売るかが重要です。数ある中からキッズウェイの製品を選んでもらえるように、お客さんの質問の意図やニーズを汲み取った提案を心がけています。
仕事をしていて面白いと感じるのは、IoTレンタル事業で代理店さんとタッグを組んで提案することです。
代理店さんと一緒に作戦を練って提案をして受注できたときは、1人で受注したときとは別の嬉しさがあります。社内で誰かと一緒に仕事をすることはよくありますが、社外の人とタッグを組んで、同じ目標に向かって仕事できるのはとても面白いです。
これはキッズウェイのような代理店制度がある会社でないと、なかなか得られない経験だと思います。
——今までの仕事の中で印象的だったエピソードはありますか?
今までの仕事で最も印象に残っているのは、入社して2年目くらいの時に、初めて大型案件を受注したことです。会社としてIoT機器のレンタル事業を始めたばかりのときに、初めて大手代理店との契約が取れた経験は自分の中でとても大きな出来事でした。
大型案件を受注すると社内で大型受注祝いというものがあり、その当時、飲み会を開いていただき、当時の社長から鞄をプレゼントしてもらいました。
また、キッズウェイで取り扱っているIoTの商品は、ほとんどがオリジナル商品です。他社から仕入れてきたものを売るのではなく、開発から自社で行っているので、商品名やロゴも社内アンケートの多数決で決めています。
自分たちの製品を一から開発して、全社員でアンケートを取って商品名まで決めるというのは、他社ではあまり経験できないと思います。知らないうちに知らない名前の商品ができあがっていたということがなく、技術の人も営業も施工の人もみんなが関わって作っていくという意識が生まれるので、とても良い文化だと思いますし、印象に残っています。
——キッズウェイはどのような会社ですか?
キッズウェイでは、チャレンジすることを何よりも良しとします。チャレンジせずに100%の成果を出すよりも、チャレンジして結果が出なかった方が評価される会社です。
私も入社5年目に単身で福岡営業所に来たのですが、それも相当なチャレンジだったと思います。福岡に営業所ができたタイミングにゼロの状態から行かせてもらうことができました。昨年も広島に営業所ができたのですが、そこにも私の部下で入社5年目の社員が行くことになりました。このように、キッズウェイには「やりたい」と言えば何でもチャレンジさせてもらえる環境があります。
また、キッズウェイでは常に新商品の開発を進めていて、誰でも新商品の案を出せる環境になっています。やる気のある人に間口の開いている会社です。逆に、全部を教えられないとできない人や受け身な人には向いていないかもしれません。
聞いているだけでは、新しいものは生まれないので、どんどん発言できる人の方が評価されます。だからこそ、本当に思ったことを言いやすい会社だと思います。
——今後の目標を教えてください。
今後の目標は、私の抱えている組織をもっと大きくして、今福岡にいる部下を昇進させてあげることです。そのためには、営業所をどんどん増やしていく必要があります。現在九州と中四国エリアで、福岡と広島に営業所がありますが、今後2年間で鹿児島や岡山など、2ヶ所は増やしたいと考えています。
現在、新規開拓は常にしていますし、部下と一緒に来期までの目標を立てて、戦略的に営業を進めています。
——最後に応募者へメッセージをお願いします。
キッズウェイの良いところは、発言する人やチャレンジする人が評価されるところです。入社してすぐでも、雑務ではなく実務をどんどん任せてもらえます。会社の歯車になって、言われたことだけをやる、というのとは真逆で、入社して半年経てば自分が主役となって仕事を進められるような環境です。
そういう環境だと、ブラックなイメージがあると思うのですが、キッズウェイは残業も少なく、プライベートと仕事の時間をきっちり分けて働くことができます。仕事とプライベートのメリハリをつけたい人にはぴったりです。
キッズウェイはベンチャー企業のいいところと、大企業の安定感をミックスしたような会社です。ベンチャー文化特有のチャレンジングな営業ができますし、河村グループならではの充実した福利厚生もあります。
仕事に関しては個人の裁量が大きいので、自分でどんどんチャレンジしていきたい人には働きやすい環境です。私の営業チームでも月に一度は会議で仕事の方向性を確認しますが、一人ひとりの仕事のやり方に口出しをしたり指示をしたりはしません。もちろん相談には乗りますが、基本的には個人の裁量に任せています。
なので、主体性を持って働きたい人には向いていると思います。